「上」に昇るための方法

自分の願望として、将来的に社長まで上り詰めたいと考えている。ただ、周りの上司を見てもそのレベルまで到達するのは本当に一握りだし、どのような能力や習慣を持つ必要があるのか、よくわからないままであった。ただ、漠然と上に昇りたいなーと思っているだけであった。

そんな中、役員という言葉に誘われて、この本を読んでみたのだが、なかなか示唆に富んでいた。

役員になる人は知っておきたい 出世する部長の仕事

役員になる人は知っておきたい 出世する部長の仕事

 

 

部長から役員になるためには、部長時代から役員として行うべき仕事が出来ることを示す必要があるということ。また、短期的な視点ではなく、中長期的な視点から成果を出すための仕事ができることが重要であるということであった。

 

役員クラスに昇り詰めるために必要な能力

・先を見通すことが出来る能力 (2手、3手先まで物事を視ること) 大局観(空間軸、時間軸)

・部門の垣根を超えたコミュニケーション

・政治力 非公式な影響範囲と支援範囲を大きくすることが出来ること

・経営能力 (MBAホルダーと同等のスキルセット)

・振れ幅を考慮した計画作成能力(挑戦的、現実的、悲観的)

・内面の成熟(人間としての魅力)

 

 

<<次のアクション>>

・売り上げ、コスト、品質、競合する企業など、ミクロな視点も重要だが、マクロな視点から先々を語る訓練をする必要があるということ (よく使われるフレームワークであるPEST分析など)

 

 ・MVV  4Sモデルの作成

 

Mission 自部門の存在意義

Vision 未来に向けた方向性

Value コアコンピタンス

Strategy 部の方針あるいは戦略

Structure 組織の構造

Style 組織の文化(風土)

Staff 人材の質と量

 

・本を読む際に、持論を形成するようにすること。それにより、自分なりのものの考え方が出来るようになること